雪の日に…

こんにちは!元小学校校長のおばあちゃんです!

寒い毎日です.雪の降る日、大人は雪道の運転や雪かきのことなど心配もたくさんありますが、子どもたちにとっては、わくわく胸が躍る素敵な一日の始まりです。

雪大好き!

のんちゃんは外遊びが大好きで、休み時間には男女関係なくグラウンドを駆け回っているようです。そんなのんちゃんですので、雪が降ると大喜び!ますます元気いっぱいです。

わたしが子どもの頃にもそうしたように、舞い降りる雪をいつまでも見上げていたり、口を開けて口の中に入ってこないかな?と試してみたりしていました。

早く雪だるまが作れるくらいにたくさん降らないかな~と、頬を真っ赤にしながら外遊びを楽しんでいました。

雪の降る朝に…

今朝は、昨夜から降っていた雪が積もりました。のんちゃんは家を出ると、後ろを何度も振り返り、ゆっくりゆっくりと歩いて行きました。

いつもは元気いっぱいののんちゃんですので、どうしたのかな?何か心配があるのかな?と思いました。

ゆっくりと歩みを進めては、時折振り返って学校に向かったのんちゃん…。帰ってきたのんちゃんに今朝はどうしてゆっくり歩いて行ったのか聞いてみました。

新しい長靴

のんちゃんはこの日、買ってもらった新しい長靴をはいていたのです。

そう!のんちゃんは、雪の上に新しい長靴がどんな足跡を残すのか、確かめていたのでした。

そして、「わたしの足跡がずっと残っていますように…!」と願って振り返っていたのだそうです。

新雪に残る足跡。買ってもらった新しい長靴の足跡。それは、子どもにとって心ときめく外でのお絵かきのようなものかもしれません。

雪だるまとつらら

夕方にはさらに雪が積もり、のんちゃんはいよいよ雪だるづくりを始めました。

どんなに手が冷たくなってきても、お構いなしで大きな雪だるまを完成したのんちゃん。大喜びで目や鼻を付けていました。そして、のんちゃんの輝く瞳は、屋根から伸びるつららを見つめていました。

「あのつららがほしいな~。」

いえいえだめですよ!つららをなめてみたい気持ちはよく分かりますが、決してきれいなものではありませんからね。しかも、つららを取るのはとっても危ないんですから。つららは見るだけにしましょうね!

寒い冬ですが、雪遊びも外遊びも思いっきり楽しんでほしいものです。

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