学校の不思議!

こんにちは!元小学校校長のおばあちゃんです!

小学校に入学して3ヶ月経った孫ののんちゃんに、「学校の不思議」を聞いてみました。1年生が発見する不思議とは?1年生が知りたいこととは?

のんちゃんとおばあちゃんの「学校の不思議」についてのおしゃべりを紹介します!

理科室!2階の理科室には何があるのかな?

のんちゃんが今一番不思議な場所は、「理科室」だそうです。なんと言っても、将来の夢の一つが「科学者」ののんちゃんですので、どうやら実験ができるらしい「理科室」がとても魅力的らしいのです。

「理科室にはどんな実験道具があるのかな?」と、興味津々です。

「おばあちゃん、理科室には本当にがいこつがあるの?」「おばあちゃん注射器があるってお友達が言っていたよ!本当?」など、ハテナは広がる一方です。

1階で主に暮らしている1年生にとっては、2階というだけでも異次元の世界。まして、1年生の教室とは全く違うにおいがする理科室はハテナの宝庫です。

生活科の「学校探検」で先生や友達と探検したり、2年生のお兄さんお姉さんに案内してもらったりすることによって、1年生はたくさんの場所と秘密を発見して世界を広げていきます。

1年生のこの頃に感じるわくわく感と、不思議を感じる心、そして一つ一つの体験を通して満ちてくる自信…のんちゃんも1年生のみんなも、思いっきり楽しんでほしいと思います。

教頭先生はどんなお仕事をしているの? 

少しずつ学校生活に慣れたこの頃になると、生活科に「どうぞよろしく」と、自作の名刺を持って職員室の先生たちにごあいさつに出かける活動があります。

わたしが教員時代にも、心を込めて作った名刺を探検バッグに入れて職員室にやってくる姿を目を細めて待っていたものです。

のんちゃんも、意気揚々と職員室に入って行ったようです。今日は、教頭先生に名刺を渡したとのこと。「あのね。のんちゃんは教頭先生は学校でどんなお仕事をしているのか、ずっと知りたかったの。だからね、聞いてみたの。教頭先生はどんなお仕事をしているの?って。」

さて、教頭先生は、何と答えてくださったのでしょう・・・。

「教頭先生はね、校長先生を助けているんですよ!って言っていたよ!」

のんちゃんによると、「校長先生を助けている校長先生はめずらしいみたい!わたしの学校だけかもね!」とのことでした。

実は、学校教育法第28条に「教頭は、校長を助け、校務を整理し、及び児童の教育をつかさどる。」とあり、のんちゃんの学校の教頭先生は直球で1年生の質問に答えてくださっていたのでした。答えに窮した教頭先生の心持ちを思い、自分だったらどう答えただろうか…と考えるのでした。

学校大好き!

学校探検や名刺を渡す活動などを通して、1年生は少しずつたくさんの人たちと出会いを通して、学校にはいろんな人がいることを肌で感じ、どこに行っても自分たちを笑顔で迎え、かわいがってくれる大人や先輩、友達がいることを実感していきます。

家族の愛に守られて育った一人一人の子どもたちは、勇気をもって飛び出した学校という社会の中でも多くの人たちに守られていることを知ることで、周りのことも自分のことも大好きになっていくのだと思います。

のんちゃんがたくさんのハテナや不思議を解決しながら「学校大好き!」と話すことに感謝するとともに、全国の1年生も「学校大好き!」と毎日笑顔で過ごせるようにとを願っています。

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